2013年6月24日月曜日

vagrant box addコマンドを実行すると、"Failed to untar the box file..."エラーメッセージが表示されOSイメージをダウンロードできない

原因ははっきり分かっていないが、正常にダウンロードできたので、備忘録。

環境は下記。
host:MacOS10.8
ruby:1.9.3p429
vagrant:1.0.7

事象は下記の通り。

  • ホームディレクトリ意外の適当なディレクトリで、vagrant box addコマンドを実行したところ、ダウンロード後のuntarに失敗した旨のメッセージが表示される。
pochi:Vagrant snumano$ vagrant box add base http://developer.nrel.gov/downloads/vagrant-boxes/CentOS-6.4-x86_64-v20130427.box
[vagrant] Downloading with Vagrant::Downloaders::HTTP...
[vagrant] Downloading box: http://developer.nrel.gov/downloads/vagrant-boxes/CentOS-6.4-x86_64-v20130427.box
[vagrant] Extracting box...
[vagrant] Cleaning up downloaded box...
Failed to untar the box file. This is usually because you're
attempting to add a box that isn't a valid box file. Please
double check that the box file is properly packaged.

  •  ~/.vagrant.d以下のtmp, boxesディレクトリには何もファイルなし。
  • こちらには、環境変数HOMEを上書きするのがいやなら、VAGRANT_HOMEを使うようにとのコメントあり。
  • vagrantのソースを見るが、環境変数HOMEをどのように設定しているか分からない。(単なるスキル不足。。。)

とりあえず、ホームディレクトリで再度、vagrant box addを実行してみると、、、
  • ~/.vagrant.d/tmp/に、OSイメージがdownloadされる事を確認できるようになった。で、download成功。
pochi:~ snumano$ vagrant box add base http://developer.nrel.gov/downloads/vagrant-boxes/CentOS-6.3-x86_64-v20130101.box
[vagrant] Downloading with Vagrant::Downloaders::HTTP...
[vagrant] Downloading box: http://developer.nrel.gov/downloads/vagrant-boxes/CentOS-6.3-x86_64-v20130101.box
[vagrant] Extracting box...
[vagrant] Verifying box...
[vagrant] Cleaning up downloaded box...

  •  ~/.vagrant.d/boxes/に各種ファイルが作成された。

pochi:.vagrant.d snumano$ pwd
/Users/snumano/.vagrant.d
pochi:.vagrant.d snumano$ tree
.
├── boxes
│   └── base
│       ├── Vagrantfile
│       ├── box-disk1.vmdk
│       └── box.ovf
├── gems
├── insecure_private_key
└── tmp
4 directories, 4 files

根本原因は不明のままだが、とりあえず先に進む事とする。

(2013.6.24 追記)
gem installでvagrantをinstallした場合、上述の通りver1.0.7だが、こちらのサイトでは最新は1.2.2であった。MacOS用のバイナリをinstallして様子見している。
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2013年6月23日日曜日

Mac(10.8)からLinkStation(LS-WXL)へ接続できない場合の対処

先日入手したMacBookAir(MacOS 10.8)でTimeMachineの設定する際に、手間取ったのでメモ。
先に結論を言うと、「ファームウェアのバージョンアップは大事」という事でした。

Mac(10.8)からLinkStationへ接続できない場合の対処

環境は下記の通り。
  • 旧MacBook(MacOS 10.7)
  • 新MacBookAir(MacOS 10.8)
  • LinkStation(型番:LS-WXL、ファームウェア:ver1.22)

新MBAからLinkStationにafpおよびsmbの両方とも接続できない。login画面は表示されるが、ID,PWを入力すると認証に失敗し、下記のような画面が表示される。
旧MacBookからは、同じLinkStationに問題なく接続できていたのに。。。

検索してもずばりの回答がないので、まずはLinkStationのファームのバージョンを調べてみた。手元のLinkStationで動いているバージョンは1.22。最新のバージョンは1.65
しかも、リリースノートをみると、1.52から1.54にかけて、AFP接続やTimeMachine関係の修正がされているようだ。
早速1.65のアップデータをDLして、アップデートするもうまく適用できない(どのような状況だったかは、画像が残っていないので省略)。。。
段階的にアップデートしようと、他のアップデータを探すも1.60のアップデータぐらいしか見つからない。。。

仕方ないので、1.60を当ててみたら、LInkStationの検索およびアップデート適用までうまくいった。しかし、その後自動でLInkStationが再起動がされ100秒程で起動してくるはずが、100秒経過後、再び、再起動を繰り返しさらに100秒待てというメーッセージが繰り返し表示される事象が発生。
LinkStation本体をみてみると、POWERランプが青色点滅している。実際に起動を繰り返しているようだ。
とりあえず1.65のアップデータを起動し、LinkStationの検索を実行すると、
やはりLinkStationを検索しても見つけてくれない。再起動を繰り返しているので、当然だ。

あきらめて10分程放っておいたら、いつの間にかLinkStationが見つかっていた。
すかさず、そのまま1.65にアップデートを実行。
(結局、なぜ再起動を繰り返していたのかは不明。1.60を適用から15分程度で、LinkStationが安定したようだ)
そして1.65にアップデート完了、今度は繰り返し、再起動中のメッセージが表示されることもない。
しかし、、、アップデータ、LinkNabigatorでLinkStationを検索するも見つからない。pingするも返答なし。本体のLEDを確認すると、POWERランプは青色点灯するも、その下のINFO/ERRORランプが点滅している。

さっきと同様に、これもしばらく放っておいて他の事をしていたら、30分程度でping応答が返ってくるようになっていた。
(あとで、こちらで気づいたが何らかの処理が実行されてたらしい。)

以上で、LinkStationのファームウェア1.22から1.65にバージョンアップ完了。
その後、新MBAからLinkStationへAFP,SMB接続できるようになり、本来の目的であった、TimeMachineへの接続もできるようなった。
(LinkStationでTimeMachineできるようにする設定はいろいろあるようだが、対応している機器であれば、こちらの手順が一番簡単だと思う。自分もこの手順と同じ設定を実施した)

これで、日々のバックアップはTimeMachineに任せる事ができた。
さらに、他の機器と共有したいファイルはSugarSyncを利用する事にした。
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